若女将の日記
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(2001.3.5〜)

若女将の日記(2008.1〜2008.12) 
|1月|2月|3月|4月|5月|6月|7月|8月|9月|10月|11月|12月
9月5日 手紙
(狗賓星・・・赤く輝くアルクトゥールスを赤ら顔した天狗に見立てた呼び名。奥美濃地方に残っている)
昨日の宿泊の方々は前日高野山で、朝の気温が18度。京都に着いたら30度と体がおかしくなりそうなくらい気温差があったそうです。今日は嵐山によって帰られるとかで、お土産を皆さん楽しんで買って帰られるご様子でした。是非また来て欲しいな。
最近メールが多いけれど、昨日書いたように私には手紙をくれたり送る相手がいて、文字の力というか、書いた字でその人の気持ちが伝わったりすることを改めて感じたりしています。何人かの友人は昔送った手紙を残してくれていて、何年か後にまた読み返したりしてくれて、昔私が書いたことに感じたことをまた手紙で書いてくれたりします。手紙は良いな。心に何か響きます。
玄関入った所の清水寺の絵。
9月4日 リピーターさん
(大角・・・アルクトゥールスの中国名。蠍座を青龍に見立てて2本の角がアルクトゥールスと乙女座のスピカに達すると想像したところからついた名。和名は五月雨星)
昨年の11月に来られた団体さんがまた泊まりに来て下さいました。お顔を覚えてくださっているのはもちろんのことですが、何故か女っぽくなったと褒めてくださったり、女将さんと似てきたとか・・・いろんなこと興味持って見てくださっていて、とてもうれしかったです。
OL時代の友人から久しぶりに手紙が届きました。メールじゃなくて手紙であることが、余計に気持ちが伝わり不思議です。私も久しぶりに急いで手紙を書きました。気持ちが伝わったらいいな。  
9月3日 何のために
(アルクトゥールス・・・牛飼い座α星につけられた固有名詞で、ギリシャ語のアルクトウロス(熊の番人)が語源)
以前宿泊された方で学校便りを送り続けてくださる方があるのですが、その中で”何のために勉強する”について書かれた文章がありました。”動物から人間になるために勉強する”と書かれた文章の中には、人の役に立ち世の中の役に立つ良い人間になるためと書かれていました。お金儲けをするために勉強するのではなく、勉強して社会に役に立ち、人が喜ぶいい仕事をすると自然にお金が入ってくるし、自分のためだけに勉強するのではないと書いてあったのが印象的でした。とても素直に感動した文章でした。
サルスベリの花が雨で石の上に敷き詰められて綺麗
9月2日 外国のお客様
(牛飼い座・・・アルクトゥールスを含む熨斗形をした星座で、6月下旬頃ほぼ頭の真上に見える)
少し蒸し暑いなと思っていたら雨が降りました。着物も9月にはいると一重のものに替わります。例年なら暑くてとてもと思うのですが、今年はそうでもなく普通の感じで、早く秋が来そうな感じです。外国の方々の宿泊が増えてきて、フロント全員英語の必要さを感じています。先日からイタリアの方が来られていたのですが、今日はスペインから。いろんな国の方がお越しですが、中には日本語も英語も話せない人もいらっしゃるので、コミュニケーションも四苦八苦です。
9月1日 もう9月
(スパイカズ・スパンカー・・・烏座の四つ星は大きな帆船の帆の形をしてるが、英語でスパンカーといい、帆の上の2つの星を結び延長すると乙女座のスピカに届き、イギリスでその事をさしていう)
あっという間にもう9月。いつもながらに早いなあと思います。今ツクツクボウシが夏の終わりを悲しむかのように、最後の鳴き声を聞かせてくれています。知らないうちによく聞くセミの声の種類が変わっていて不思議な感じです。ロビーの鈴虫も少し元気がなくなってきました。
  

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